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季節の変わり目はお肌が痒くなる？！どうしてお肌がかゆくなるの？
季節の変わり目はお肌が痒くなる？！
どうして肌がかゆくなるの？
突然皮膚がかゆくなることはありませんか？
我慢できずかいてしまい赤くはれてしまったり傷をつけてかさぶたになってしまったりしていることはありませんか？
原因が分かっているような「あせも」や「虫さされ」などの目に見えて症状が出ているものは分かりやすく対処も簡単ですがそうでないときはなぜかゆくなるのでしょうか？
今回は肌のかゆみについてご紹介します。
肌がかゆくなる原因
原因が分からず肌がかゆくなる時は季節の変わり目や冬などの時期に多くありませんか？
そして肌がカサカサしたりしている乾燥肌の症状がでていませんか？
そのかゆみは乾燥肌から起きるかゆみの可能性があります。
・乾燥肌だとなぜ肌がかゆくなる？
乾燥すると皮膚の内部で軽くではありますが見えない炎症が発生しています。そしてかゆみを伝える知覚神経が本来、真皮の内側にとどまっていますが乾燥肌になると皮膚の表面近くまで伸びてきます。
この表皮近くまで伸びた知覚神経が刺激を受け免疫細胞からヒスタミンが分泌され、ヒスタミンが知覚神経に作用することでかゆみが発生します。
日常生活の中で服の袖が軽く擦れただけでかゆくなったりするのはこれが原因であると考えられます。
※かけばかくほどかゆくなるのはなぜ？
上記にも記載していますが肌は何らかの刺激を受けることで免疫細胞がヒスタミンなどのかゆみ物質を放出し知覚神経に伝わることでかゆみになると記載していますがこの刺激には肌をかくことによる刺激もそのひとつとしてあります。
そのため肌にかゆみを感じてかいてしまうとさらにかゆみを引き起こしてしまう悪循環に陥ります。
また多くの方は爪でひっかいてしまい肌も傷つけてしまうためさらに肌のバリア機能も低下させ少しの刺激でかゆくなってしまったりするのに加え細菌なども入りやすくなってしまうためかいてもいいことがありません。
そのためなるべくかかないようにしましょう。
肌がかゆみが起きやすくなる要因
上記のような状態は肌のバリア機能が低下している「乾燥肌」であるため、かゆみが生じやすくなっています。
ではどのような要因によって肌のバリア機能は低下するのでしょうか？
・間違った肌の洗い方
肌が清潔なこと自体はとても良いことで間違っていませんが洗いすぎることはＮＧです。またゴシゴシとタオルなどで擦ることも肌にはよくありません。まず洗いすぎてしまうと肌に必要な皮脂まで落としてしまい余計に肌の乾燥をすすめてしまいます。またゴシゴシ洗いは肌の角質層を傷つけてしまう要因となり皮膚の水分保持力が弱くなるためこれも乾燥肌の要因です。
・外的要因による湿度や刺激
外の空気の乾燥やエアコンの使用による湿度の低下による乾燥、紫外線などによる肌のダメージによっても乾燥肌を引き起こす原因です。また花粉などのアレルギーによる肌のかゆみもでてきます。
・ストレスや睡眠不足
ストレスや睡眠不足は自律神経の乱れを引き起こす原因となり肌の代謝が悪くなるため肌のバリア機能の低下を招きやすくなります。
・栄養の不足
肌の主成分となるタンパク質やビタミンが不足してしまうと肌の代謝やバリア機能の低下を招くためバランスのいい食事を心掛けましょう。
時期でも肌がかゆくなる要因が変わる？
季節によって肌が受ける影響が変わり肌がかゆくなる要因が変わるためそれに応じた対処をする必要があります。
・春
春は花粉などのアレルゲンによる外的要因によってかゆみが引き起こされる要因となります。
花粉症はあまり知られていませんが肌のかゆみを引きおこすこともあります。
花粉症はヒスタミンを抑える薬で対処するのが良いため病院などでもらいましょう。
・夏
夏は紫外線がきつく肌に強い刺激を与えることに加え汗もかきやすいため汗に含まれる塩分などによってかゆみがでてくることがあります。
あせももできやすくなるため肌を清潔にすることを意識しましょう。
・秋、冬
秋、冬は夏の紫外線の影響によって肌のバリア機能が低下しているため肌が乾燥しやすく外部からの影響を受けやすい状態なのに加え秋、冬は空気が乾燥しているためさらに乾燥肌を引き起こしやすい時期です。
※季節の変わり目
季節の変わり目は気温の変化が大きく肌が不安定な状態になりやすく肌トラブルがおきやすくなります。
秋、冬同様にかゆみもでやすい状態になります。
肌のかゆみはどう予防すればいい？
肌のかゆみはなかなか抑えることができませんがなるべくかかないようにしなければなりません。
そのため以下のように対処するとともにかゆみの原因である乾燥肌などの改善もしていくようにし、かゆみ自体が起きないようにしましょう。
・かかずに冷やす
かゆくなってしまうとかいてしまいますが上記にも記載している通りかいてしまうとさらに悪化していきますのでかかないようにしましょう。
しかし、それでもかゆみはおさまらないため保冷剤や冷たいタオルなどで患部を冷やしてあげると知覚神経の作用を抑えられるためかゆみがおさまります。
・入浴時に注意する
寒い時期は熱いお湯で入浴したいと考えるかもしれませんが熱すぎるのは肌によくありません。
肌に負担をかけることになり、肌のバリア機能の低下を招きます。また顔、身体を洗うときにもゴシゴシ洗うのは肌を傷つけ、肌のバリア機能を低下させてしまいます。
肌は刺激に弱いため洗顔はしっかり泡立てて優しく洗うことを意識し、身体を洗う際には手で優しく洗いましょう。
☆肌に保湿ケアをする
かゆみを防ぐためには肌を乾燥肌にさせないことが一番重要です。秋や冬といった乾燥しやすい時期や肌が乾燥していると感じたときだけでなく日常的に続けることで肌の強度もあげることができるため日々のスキンケアを欠かさず続けましょう。
顔には化粧水やローションで保水後、乳液やクリームで蓋をし顔の肌への保水と蓋をすることでバリア機能をしっかりと付けましょう。
身体はボディクリームなどを活用するのがいいですが、高保湿で持続力のあるものを使用すると良いでしょう。
弊社でも取り扱っているシアバターを使用したものは天然素材のため使いづらいかたも少なく高保湿で持続力も高くおすすめです。
スキンケアをするタイミングとしては、毎日の洗顔や入浴後が最適です。洗顔、入浴後は皮脂が洗い流され乾燥しがちになります。
そのためなるべくはやくにスキンケアをしてあげるほうが良いでしょう。
※人によって肌の乾燥のしやすさは違う
スキンケアをしなくても乾燥しないといった人も中にはいますが、スキンケアをしていて損なことはありません。また加齢によって自身の肌質が変わってくることもあります。早いうちからスキンケアをしておくことによって肌の強度をあげれるので乾燥してからではなく早いうちからスキンケアをしていきましょう。
まとめ
現在、急激な気候の変化によって自律神経が乱れ肌が不安定な状態になりがちです。また日本の気候も年々変化しており人間の身体が環境に対応するのが難しくなってきています。
その中で乾燥による肌のかゆみはでやすく近年で急に出てきた方も多いと思います。
しかし肌はデリケートなため必要以上に触らずスキンケアをしっかりとしてあげましょう。
また想像以上にかゆみが強い場合などには医者に相談することも検討したほうがいいでしょう。
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