ビタミンはお肌の元気のみなもと!ビタミンの種類とその必要性
ビタミンはお肌の元気のみなもと!
ビタミンの種類とその必要性
色々な記事やテレビなどのメディアでたくさん栄養をとると身体の健康に良く肌にもいい影響があると記載していることが多々ありますがどういった栄養が肌にどのように作用して良くなっているのでしょうか?
またとらなければどのような悪影響があるのでしょうか?
今回はその栄養素の中でもビタミンについて詳しく記載していきます。
ビタミンとは
ビタミンとは人間の身体の代謝を助ける潤滑油のような働きをしています。
そして実はビタミンは体内で生成することはほとんどできず食品などで摂取する必要があります。またビタミンには13種類あり、その中でも水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分けられます。
水溶性ビタミン脂は水に溶けやすく脂溶性ビタミンは脂に溶けやすい性質を持っています。
・ビタミンの種類
水溶性ビタミン(9種類)
ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン
・脂溶性ビタミン(4種類)
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンはまとめてビタミンB群とも言われています。
ビタミンは様々な食品に含まれているため、できる限り色々な食品を食べたほうが多くの種類のビタミンを摂取することができるので、色々な種類の食品を食べることをおすすめします。
ビタミンそれぞれの影響について
・ビタミンA
ビタミンAには肌のターンオーバーを促したり、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンといった肌を構成する様々な成分の生産を促す効果があります。
肌の潤いを保つ効果もありニキビなどの肌トラブルやエイジングケアまで広くにわたりいい影響を与えてくれるビタミンです。また細胞の保護や皮脂の分泌のコントロールにも関わっているため、毛穴やニキビなどの肌トラブルを抱えている人はビタミンAが不足している可能性があります。
・ビタミンB群(ビタミンB2、B6、B12)
ビタミンB群の中で特に肌の美容に関わるのがビタミンB2、B6、B12です。
ビタミンAと同様に肌のターンオーバーを活性化させ、肌の代謝を良くすることで健康的な肌の維持に関わってきます。脂質の代謝にも関わっているため過剰な皮脂の分泌を防ぐことができ、毛穴の開きやニキビの予防ができ肌の調子を整えることができます。
ビタミンBが不足すると肌のカサカサ感や皮脂の分泌が過剰になってしまったりという可能性があります。
・ビタミンC
ビタミンCは強力な抗酸化作用を持っており皮膚の老化を防ぐアンチエイジングには欠かせないビタミンです。
ビタミンCは抗酸化作用によって身体の活性酸素と呼ばれる老化の一因を除去し紫外線によるメラニンを抑えしみやそばかすを出にくくする肌を守る効果に加えこの抗酸化作用は酸化して黒くなったメラニン色素を元の色に回復させる効果も持っています。活性酸素はニキビを悪化させる原因であるためニキビ予防にもなります。
そのほかにもビタミンCはコラーゲンの合成を助ける役割も果たしておりしみやしわを予防しハリのある肌を保つことができます。また間接的ではありますが抗ストレスホルモンとよばれるコルチゾールの合成にも関わっておりストレスを抑えることでストレスによる肌への影響を抑えることができます。
ビタミンCは「美容ビタミン」とも言われており市販の美容品においても良くビタミンC配合と記載しているものが多いのも多数の美容効果があるためです。
・ビタミンE
ビタミンEはビタミンCに隠れていますが実はとても優秀でビタミンC同様に抗酸化作用を持っています。
また肌のバリア機能を維持して守りながら皮脂の分泌をコントロールする役割も持っています。
そのため肌のバリア機能が低下している際には積極的に摂取していきたいビタミンであるといえます。
※代表的な食品
ビタミンA
レバー、バター、卵黄、人参、モロヘイヤ、ほうれん草、うなぎ等
ビタミンB2
レバー、魚、卵、乳製品、納豆、ほうれん草
ビタミンB6
赤身魚やささみなどの脂の少ない肉類、バナナ、パプリカ、サツマイモ、玄米等
ビタミンB12
さば、あじ、かきやあさり等の貝類
ビタミンC
パプリカ、キャベツ、ブロッコリー、キウイ、イチゴ等の果物
ビタミンE
アーモンド、落花生等のナッツ類、オリーブオイル等の油類
水溶性ビタミンはそこまで気にする必要はありませんが脂溶性ビタミンは油を使った調理をすると吸収もしやすくなるためその点も考慮して摂取できると効率的になります。また一度に大量に摂取する必要はなく、水溶性ビタミンの場合は沢山摂取しても尿などから排泄されてしまう性質があります。
ビタミンに相性のいい栄養
人間の身体は様々な栄養が必要でビタミン以外にも肌にとって良い影響をもつ栄養素があります。
その一部を紹介します。
・たんぱく質
たんぱく質は肌の材料でもあり、肌をみずみずしく保つために必要な栄養素で肉や魚などの他にも卵や納豆、乳製品にも多く含まれており動物性と植物性がありますが片方のみを摂取しすぎるとデメリットもあるためバランスよく動物性と植物性を摂取しましょう。
・食物繊維
食物繊維は腸内環境を整える効果があります。
食物繊維には2種類あり水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり水溶性食物繊維は海藻やみかん、りんごなどに含まれ不溶性食物繊維はごぼうやレンコンなどの根菜、玄米などに多く含まれています。
・必須脂肪酸
脂肪と聞くとあまり良いようには聞こえませんが必須脂肪酸は体内で生合成されず食物からしか摂取できないものです。
肌を守るための皮脂の材料となります。サバやイワシ、油等に含まれています。
身体の内と外から肌をケア
ビタミンは肌の調子を整えるのにとても重要な役割を持っていますが紫外線などそれだけでは防げない外的要因が多々あります。
そこでビタミンなどの栄養で身体のうちから肌の調子を整えスキンケアで外から肌のバリア機能を付けてあげましょう。
・保湿で肌のバリア機能を
ビタミンAやBで肌の水分量や皮脂量を整えることができますがそれだけでなく化粧水や保湿ローションで肌に吸水させさらにクリームや乳液でしっかりと蓋をすることによって肌の乾燥を防ぐことができればあらゆる肌トラブルを防ぐことができるためビタミンをとりつつ保湿をすることで相乗効果を生み出せます。
・紫外線対策を
ビタミンC・Eでメラニンの改善や紫外線対策ができますがそれだけでは厳しい紫外線を防ぐのは難しく追加で紫外線対策をする必要があります。
内側からはビタミンでメラニンの色素沈着を抑え外出するときにはしっかりと日焼け止めを塗り紫外線から肌を守りましょう。
まとめ
これまでの記事で保湿の重要性について紹介してきましたが、ビタミンなどの栄養は同じぐらいに重要です。
身体を作るのは栄養のため様々な栄養をとってしっかりとした肌作りをすることで土台を作りそこに保湿などでさらに肌強度をあげましょう。またサプリなどでも栄養はとれますが一度に体内に摂取できる量は決まっているため一度に一気に摂取することより食事などで何度も少しづつ摂取するように心掛けましょう。
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