夏ど真ん中!危険なのは紫外線だけだと思ってない?気をつけるべき夏の落とし穴とケア

夏ど真ん中!危険なのは紫外線だけだと思ってない?

気をつけるべき夏の落とし穴とケア

今の日本の夏は気温が30℃を超える日は当たり前でちょっとした用事で外に出てもすぐに汗をかいてしまったり日焼けしてしまったり、せっかく化粧をしても崩れてしまったりと色々な方面で影響を受ける季節です。

肌以外でも熱中症など体調の面でも気を付けなければ大変なことになってしまいます。

そんな過酷な季節でどのようなことに気を付けるべきでしょうか?

肌のダメージはすぐには出てこず長い時間をかけて出てくるようになっており、あの時からしっかりとケアをしておくべきだったとならないように今からでもしっかりとケアをしましょう。

今回の記事では夏の注意すべき点やケア方法について記載していきます。

 

夏だからこそ起きやすい肌の4つのダメージ要因

1、紫外線

過去の記事でも記載していますが夏は紫外線量が他の季節に比べ一番多い時期です。

紫外線は2種類あり「UV‐A」と「UV‐B」があります。UV-Aは表皮のさらに奥の真皮まで届きダメージを与えます。人間の身体はそれに反応しメラニンを生成、肌を黒くすることで紫外線が肌を皮膚の奥まで来るのを防ごうとします。また肌が黒くなるだけでなく「光老化」といいシワやたるみといった原因となります。

UV-Aはガラス越しであっても通り抜ける性質があるため、室内でも窓際は注意が必要です。紫外線を浴びてすぐにでるわけではなく時間をかけて影響を及ぼしていくのもUV-Aの特徴です。もう一種類のUV-Bは浴びると肌が炎症を起こし赤くなりやけどのような状態になります。肌にヒリヒリとした痛みがでたりひどいと水ぶくれができたりします。紫外線の影響でメラニンを生成しそのメラニン色素が皮膚に沈着してしまうとシミとなります。遺伝的要因であるそばかすの色も濃くなります。

2、汗

少し外を出ただけでも汗をかいてしまうほど今の日本は暑く汗ですぐに身体がべたべたとしてしまうと思います。

そもそも汗とは人間が体温を調節するために汗をかいており汗が蒸発するときの気化熱を利用して体温を調節しています。しかし汗には老廃物も含んでおり大量に汗をかいて放置してしまうとその老廃物が肌に残りニキビの原因である肌の汚れとなってしまいます。

だからといってすぐにタオル等でごしごしとふき取ってしまうと肌に傷を付けてしまいさらに肌に汚れを溜めやすくしてしまいます。

 

 

3、外と室内の急激な温度の変化・長時間冷房の効いた部屋に滞在する

人間の身体は自律神経によって気温が高いときには汗をかいたり血管を拡張させたりして上がった体温を発散させ気温が低いときには血管を収縮させ体温の低下をさせたりしていますが気温差のある屋外と室内等を行き来すると自立神経が乱れ夏バテを引き起こしやすくなります。自律神経の乱れは肌のターンオーバーの乱れを引き起こす原因でもあるため肌荒れ等の回復もしにくくなる可能性があります。

また、長時間冷房の部屋にいると肌の乾燥を引き起こしやすくなります。冷えた部屋だと勘違いしやすいですが冷房の性質上、湿度を下げる機能もあり40%程まで下がることもあります。そのため肌が乾燥しやすくなります。また冷房の設定温度が過度に低い場所に滞在すると血行の滞りや体調等に影響を及ぼし自律神経の乱れを引き起こします。

 

4、過度な洗顔や汗拭きシートの使用

日本の夏は高温多湿で汗もかきやすくベタベタするからと必要以上に洗顔や汗拭きシートでごしごしと拭いていませんか?

必要以上に洗顔をしてしまうと外から守るための皮脂も落としてしまい肌のバリア機能を低下させてしまいます。汗拭きシートも同様の理由で頻繁に使用することは勧めません。その結果、皮脂をとりすぎてしまうと人間の身体は皮脂が必要ないと錯覚を起こしてしまい皮脂の分泌が少なくなるため乾燥肌を引き起こします。また脇下などはデリケートなので使用しすぎると人によっては湿疹などを起こしてしまう可能性があります。

 

 

夏の肌荒れ対策・ケア

1、紫外線対策を入念に

少しの時間の外出でも日焼け止めやサングラス・日傘などの紫外線対策はしっかりとしましょう。

少しの時間の外出では日焼けなど目に見える影響は少ないかもしれませんが肌のダメージは蓄積されているため時間をかけてシワやたるみとなり表皮に出るようになってきます。そのため少しの外出でも油断せず紫外線対策をしましょう。

日焼け止めは用途によって変えても良いと思いますがSPF50+などなるべく数値の高いものを選ぶと効果的です。他にも曇りの日や朝・夕方でも関係なく紫外線はでているので同じように対策をしましょう。

 

 

2、こまめに汗をふき取る

汗と一緒に出た老廃物をふき取るためにもハンカチやタオル・汗拭きシートなどでこまめに拭き取りましょう。また拭き取る際はごしごしと擦りながら拭き取るのではなくぽんぽんと優しく押さえるように拭き取ると肌を傷つけにくくなります。拭き取るときに皮脂を必要以上に拭き取ってしまうことについては次項の保湿でカバーしてあげましょう。

記事を見てみるとデメリットがあるため汗をかかないようにしたほうが良いと考えてしまいますが汗が出る際に毛穴の老廃物も出るためどんどん運動し肌のターンオーバーを促しましょう。

 

 

3、保湿で水分と油分の補給を

夏はエアコンで室内の湿度が下がり乾燥しやすかったり汗を拭き取る機会が多く必要以上に皮脂を拭き取ってしまったりと肌が乾燥しやすくなりがちです。

また皮脂が足りなくなってしまい肌のバリア機能も低下したりと肌は様々なトラブルを引き起こしやすくなってしまいます。それを防ぐためにも化粧水やローションで肌にしっかりと水分補給をさせ乳液やクリームで水分が逃げないように油分の蓋をしてあげましょう。

普段からこの2つをしっかりと行うことにより多少のダメージでも耐えられる肌を作れるため、毎日の保湿をしっかりとしましょう。

夏の乳液やクリームはベタベタするからしたくないという方もいるかもしれませんが、油分の少ないものや量を減らしてもいいので少しだけでも肌にできる限り油分を与えてあげましょう。

 

4、洗顔は多くても2回まで

過度の洗顔は汗の拭き取りと同じく必要以上に皮脂をとってしまいますので厳禁です。またごしごしと洗う行為も肌の角質を傷つけるため良くありません。細かい泡で擦らずに優しく洗いましょう。

洗顔後は乾燥しやすくなるためなるべく早く保湿をしてあげましょう。

顔だけじゃなく身体に関しても同様にごしごしと洗うと傷つけてしまうのでタオルではなく手で洗ってあげると傷つけにくくなります。

 

 

まとめ

夏は冬みたいに空気の乾燥がないからと油断しやすいですが日本の夏は高温多湿で室内は冷房が効いていて湿度が低く外と中の気温差や湿度の差が激しく自律神経が乱れやすくなっています。他にも暑さによる汗や厳しい紫外線といったように肌が受ける影響は様々です。

肌が受けるダメージを考えると夏は肌にとって相当厳しい時期になっています。そういった環境の変化に人間の身体は弱いため、普段からの肌の強い土台作りが重要になってくるため毎日のスキンケアをしっかりとして肌を丈夫にしていきましょう。

 

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