とうとうジメジメの季節が到来!梅雨の時期、湿度と肌の関係性

とうとうジメジメの季節が到来!

梅雨の時期、湿度と肌の関係性

 

日本は他の国と比べても湿度が高い国で平均60〜70%程といわれています。

またこれから梅雨やゲリラ豪雨の多い季節ですが湿度が高くなったときに肌に与える影響はどんなことがあるでしょうか?

今回はその肌と湿度の関係性についてご紹介していきます。

 

 

肌と湿度の関係性

・湿度が高いほうがいい?

最近では蒸気をあてる美顔スチーマーや当コラムでも肌の保湿についてご紹介していることもあり、湿度が高ければ高い程良いと思っている方も多くいるかもしれませんがそれは誤りです!

湿度が高すぎると汗や蒸れによって肌本来の機能が鈍くなりターンオーバーが乱れ、肌荒れの原因となります。逆に肌の湿度が低いと乾燥肌となり、同じく肌荒れの原因となります。

 

・お肌に最適な湿度は?

お肌に最適な湿度は60%といわれています。しかし人間が快適に過ごすための湿度は40〜60%であるといわれています。60%程度を維持することができれば両立することができ理想であるといえます。

 

・お肌に悪い湿度は?

 湿度が60%を超えると肌が蒸れやすく汗もかきやすくなりターンオーバーが乱れ肌荒れしやすくなるのに加えカビや雑菌の繁殖もしやすくなるため不潔になってしまいます。逆に湿度が40%を切ってしまうと乾燥している状態となり肌の角質層から水分が失われ肌がざらついたり乾燥するようになります。その結果ニキビなどの肌荒れを起こしてしまう原因にもなってしまいます。

 

お肌の湿度対策について

ではどのような方法で湿度を保てばいいでしょうか?それぞれ紹介していきます。

 

・室内の湿度の調整を

湿度の調整についてはエアコンや加湿器等による除湿や加湿が一番効果がでると考えられます。最近の機器では湿度を確認できるものも多いので60%近くを保てると良いでしょう。また加湿器などの水はなるべく毎日変えるようにし水道水を使いましょう。(日本の水道水は塩素が含まれているためカビや雑菌のの繁殖を抑えることができます。)

機械に頼らなくても部屋の窓や扉をあけて換気をし、こまめに空気を循環させることによって湿度を抑えることができます。また湿度が低く乾燥しているなと感じるときには濡れたタオルなどを近くにおくことによっても湿度を高めることができます。

 

・外出時の注意点

感染症対策でのマスクについてですがマスクの中はとても蒸れると感じる方も多いと思いますがそれもそのはずです。マスクの内側は80〜90%と高い湿度の状態です。湿度が高く密閉されていると雑菌の繁殖もしやすいのでマスクは通気性の良いものを使用し清潔に心掛けましょう。

湿度が高いときは汗が書きやすくなりますがこまめにふき取ってあげることを意識しましょう。汗を書くこと自体は良いことですが汗を放置してしまうと肌のバリア機能を低下させ雑菌や異物が肌トラブルを引き起こしてしまいます。また汗が蒸発すると肌の水分を失い乾燥を招いてしまいます。

 

☆肌の保湿を入念に

湿度が低い乾燥状態の時には肌も乾燥しやすくなっているため保湿をしてあげると肌の乾燥を防ぐことができます。

肌の保湿については続けることで肌自体の強度も上がるので日々のケアは続けましょう。

また顔だけでなく全身にも影響が出るので身体にもクリームなどでケアしてあげましょう。

当社商品でも高保湿の商品を取り揃えておりますのでチェックしてみて下さい。

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日本の気候とお肌について

日本には四季がありおおよそ初夏〜夏ごろに湿度が高くなり冬〜春先にかけて乾燥が強くなります。

そういった日本ならではの気候と湿度の特徴についてご説明していきます。

 

・日本の夏は高温多湿!

年間で見ると日本の湿度は5月頃から徐々に上がり、8月頃にピークを迎え最大では80%近くまで上がります。

また梅雨、ゲリラ豪雨という天気の変化によって瞬間的には更に高い湿度になる時もあります。

また夏は空気中の水蒸気量が多くなるためじめじめと湿っぽくなります。空気中の水蒸気量は気温が高くなるほど多くなるため湿度も高くなります。

 

・カビや雑菌はじめっとしてるのが大好き

カビや雑菌は湿度が大好きで高湿度の場所で活発に活動し繁殖します。布団や枕カバーにも湿気が付きやすく雑菌等も繁殖しやすくなりますので部屋の換気や洗濯をしこまめに取り替えましょう。布団や枕は肌に直接触れるものでもあるので不潔だと肌に悪影響をあたえてしまいます。そのためできるかぎり清潔に保ちましょう。

 

☆「インナードライ」って?

じめじめした日に肌がベタベタしたりテカったりすることはありませんか?それは肌が「インナードライ」の状態です。

「インナードライ」とは肌の表面は油分がでてベタベタしているのに肌の内部が乾燥している状態です。

 

・肌がベタベタしたりテカったりする原因

暑い日や雨が続くと除湿機やエアコンを使用する頻度が増えると思いますがそうすると自覚しないうちに肌の最適な湿度である60%を下回ってしまうことがありがちです。それが続くと知らないうちに肌が乾燥してしまい身体は乾燥を防ぐために皮脂を分泌するようになります。この皮脂がベタベタ、テカリの正体です。

 

・インナードライは毛穴にもダメージが?

肌が十分に潤いを保っている状態では毛穴が引き締まっていますが、インナードライの状態では肌が水分を少しでも摂取しようと毛穴を広げてしまいます。また毛穴が広がると老廃物や皮脂の詰まりにもつながってしまいますのでいい状態とはいえません。

 

☆インナードライを解決するために

まずインナードライの状態になると皮脂が出やすくなるため汗拭きシートやティッシュでふき取るのも一つですが根本的な解決方法ではありません。

また拭きすぎると肌がさらに皮脂を分泌するようになってしまい悪化してしまいます。ふき取るときにも強くこすらずぽんぽんと押し当てて軽くふき取るようにしましょう。強くこすってしまうと肌自体も傷つけてしまいます。

同様の理由で洗顔のしすぎも良くありません。ひと時は皮脂を抑えることができますがケアをしないとさらに乾燥が進み皮脂が出てくるようになってしまいます。

根本的な解決を図るためには肌の水分量を高水準に保つこと、つまり保湿が重要になります。インナードライに対しては化粧水・ローション等でしっかりと肌に水分補給をさせ肌の内部の潤いを取り戻しましょう。もちろん乳液やクリーム等も有効ですが基本的には肌にバリア機能を与え水分の蒸発を防ぐのに適しており肌の内部に潤いを与えるのには向いていません。そのため化粧水・ローション等で肌内部の保水をしてあげましょう。

 

・冬は乾燥が厳しい時期

空気中の水分量は夏とは逆に気温が低くなるため少なくなります。また雨も夏場に比べると少なくなるため湿度が低くなります。乾燥から引き起こす肌のトラブルは多種多様にあります。そのため乾燥肌にならないよう常にケアをしてあげることが大事です。

 

まとめ

日本は地域によっても湿度がかわりますので自身の住んでいる地域の湿度を確認することも重要です。

また気候変動の激しい日本においては肌を強固にするのが一番重要であるため、普段から肌のことを気にしてケアしてあげることが大切です。

 

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