年末年始の暴飲暴食…気がつけばお肌が大変なことになっています!

年末年始の暴飲暴食で肌荒れ注意報!

1年を締めくくる12月も半ばになり、今からはクリスマスや忘年会、年末年始などのイベントが多くなる時期になってきますね。

家族や親しい友人達と豪華なオードブルやおせちをつまみながら、ついついお酒もすすみ、夜更かしをしてしまいがちになるものです。

肌荒れの要因のひとつとなる暴飲暴食・寝不足の危険があちらこちらにひそんでおり、気付いた時には胃腸がなんだか重く、お肌もいつもよりボロボロ…といった事もあるのではないでしょうか?

年末年始は何かと慌ただしくなり、何も考えずに沢山食べて、寝て、を繰り返していると食生活や睡眠不足が原因で後々肌荒れを引き起こすことも…

暴飲・暴食は、胃に負担をかけるだけでなく、 様々なお肌のトラブルの原因にもなってしまいます!

寒さの強まる真冬の時期は、風邪やインフルエンザの流行にも気をつけないといけませんが、胃腸も大忙しの年末シーズンはお肌のトラブルにも気をつけなければいけません。

せっかくの楽しい時間も肌荒れしてしまっては気持ちも落ち込んでしまいますよね…

特に、意識して暴飲暴食に注意したいところです。

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年末年始の肌荒れ原因

①暴飲暴食

外食やいつもより脂質や糖質が多い食事をとりすぎると過剰な皮脂の分泌を招き、肌荒れやニキビを悪化させる可能性があります。しかし「肌によくないから口にしない」などと我慢しすぎると、かえってストレスになってしまいます。必要な栄養素は日々の食事できちんと摂取し、嗜好品は「食べすぎない」「ほどほどに」を心がけましょう。食事のみならず、お酒の飲みすぎは肌の乾燥に直結します。摂取したアルコールを分解するためには水分が必要となり、お酒が多ければ多いほどたくさんの補給が必要になるのです。

冬場は空気が乾燥していたり、室内では暖房をつけたりすることで元々肌が乾きやすい環境下のため、水分を外からきちんと補いきれない場合、お肌のうるおいがどんどん失われて乾燥が進むことに!

過剰な食事やお酒は控え、水を一緒に摂取するようにし水分不足にならないよう気をつけましょう。

 

②寝不足

年越しのカウントダウンを楽しんだり夜遅くに初詣へ出かけたり、早朝から初日の出を見に行ったりと、年末年始はいつも以上に夜更かしをしてしまいがち。睡眠時間が短い日が続くと睡眠のリズムが崩れ体のバランスが乱れやすくなります。バランスが乱れると肌も不安定になり、くすみや乾燥などを引き起こします。寝不足は肌荒れを招く大きな要因。

睡眠時間がただ短いということだけでなく、就寝時間などの睡眠リズムが狂うこと自体もまた、体には大きな負担になります。

お肌のためにも、体が疲れていると感じたら早めの就寝でバランスを整えましょう。

 

 

暴飲暴食・睡眠不足での肌トラブル対策

気をつけていても肌トラブルが起こってしまった場合は、まず体や肌の崩れてしまったバランスを正しく戻してあげることから始めましょう!

スキンケアでトラブルケアを行う前に、負担のかかった胃や腸をいたわることからがスタートです。消化に良い食事、脂質や糖質を抑え水分を摂るようにしましょう。

内側と外側、両方からアプローチをかけて無理せずケアしていきましょう。

 

・負担の多い胃腸をリセット

スキンケアの前に疲れた胃腸をいたわることが最優先。

消化しやすく胃に負担がかかりにくい食べ物として挙げられるのが、豆腐・雑炊・白身魚・バナナ・リンゴなどです。 主食になる食べ物としてはおかゆやうどん、肉や魚では、鶏ささみや胸肉、白身魚や豆腐(大豆製品)など、タンパク質がありつつ脂質の少ない食材をチョイスしましょう。タンパク質も体の回復には欠かせませんが、脂分の多い肉類はかえって負担となります。また、野菜では食物繊維の少ないじゃがいもやかぼちゃ、大豆製品では納豆や豆腐などが消化の良い食べ物としておすすめです。逆に、胃に負担がかかる食べ物には、脂っこいものや辛い食べ物、消化しにくい食物繊維が多い食材などが挙げられます。 また、身体を冷やさないための食品選びも大切です。

食材は小さめに切り、加熱調理してやわらかくしてから食べると、胃に負担をかけません。食欲がない時でも、胃腸の回復のためには、しっかり栄養を摂ることが大切です。

特に、年末年始は飲み会が増えたり、豪華な料理が続いたりして、胃腸に負担がかかりやすい時期。消化しやすくやさしい食事がおすすめです。胃腸に優しい料理を作ってみてはいかがでしょうか。

しかし、忙しくて料理をする時間がない、という方には、コンビニで簡単に購入できる食材もおすすめです。

 

→ヨーグルト

ビタミンB群が含まれているヨーグルトは、新陳代謝を促し、肌の再生を助けてくれます。

 

→大豆製品(豆腐、納豆)

大豆製品にはタンパク質が多く含まれています。またビタミンB群の働きにより、肌の新陳代謝を助けてくれます。

 

→アーモンドミルク

アーモンドには、血行を改善し、肌の新陳代謝を促してくれる抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれています。

胃腸とお肌の健康を保ちながら忙しい年末年始を乗り切っていくために、口にするものは意識して選んでみましょう。

 

・規則正しい生活をする

体調不良や睡眠不足も肌の状態と関係してきます。そのため、規則正しい生活をすることも、きれいなお肌のためには必要です。

なかでもおすすめなのが、適度な運動です。例えば、ウォーキングなどの有酸素運動は、血液の流れを良くします。

また、十分な睡眠もきれいな肌には欠かすことができません。皮膚のターンオーバーを促す成長ホルモンは、睡眠中に多量に分泌されるといわれています。睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が低下して、皮膚のターンオーバーが乱れると考えられているので、睡眠時間はしっかりと確保し、さらに質の良い睡眠をとれるようにしましょう。

規則正しい生活は心身の健康につながるのはもちろん、肌の健康を保つ効果も期待できます。

 

・ゆったり半身浴で血行促進&睡眠の質アップ

冷えは美肌の大敵。体を芯からあたため、血行を促進することが大切です。

熱すぎないお湯で半身浴をすると、じんわりと無理せず汗をかき、血行が徐々によくなっていきます。このような血行促進によって、皮膚に必要な栄養素や酸素がスムーズに送り届けられるようになると同時に血行不良で手足が冷たくて寝付けない、といった睡眠トラブルも緩和できるでしょう。

また、睡眠の質を高めるためには香りも効果的です。おだやかなラベンダーをはじめ、柑橘系のオレンジやベルガモットなど多彩な香りがありますが、なによりも好きな香りを選ぶことが大切です。心からくつろげる香りに包まれると、緊張の糸がゆるまり眠りやすい状態にシフトします。血行促進などの効果に加え、リラックスタイムにふさわしい香りにも注目してみてはいかがでしょうか。

 

・正しいスキンケアをする

健やかなお肌を保つ為には、正しいスキンケアは必要不可欠です。知っている方も多いと思いますが、今一度おさらいしてみましょう。

まず、洗顔は優しく行いましょう。肌についた汚れを落とすことが洗顔の目的ですが、汚れをしっかり落としたいからといって、ゴシゴシこすってしまうと肌に刺激を与えてしまいます。その為、洗顔料はしっかりと泡立てて、その泡をクッションにしてやさしく洗うことがポイントです。また、すすぎはぬるま湯を使い、泡が肌に残らないようにていねいに洗い流してください。

次に、化粧水や乳液を使ってていねいに保湿します。洗顔後の肌は乾燥しやすい状態なので、化粧水をたっぷり使い、肌に水分を与えて柔らかく整え、乳液や美容液で保湿成分をしっかり閉じ込めましょう。

まとめ

年末年始のシーズンは、実際には難しいかも知れませんが、せめて自宅での食事では消化に良いものを食べる、食事の間隔が不規則にならないようにするなど、「自分で管理できる範囲」では、できるだけ胃腸に負担をかけないよう意識しましょう。

・胃に負担をかけないように、茹でたり、煮たり、蒸したりして食べる。

・できる範囲で規則正しい生活を心掛ける。

・食後はなるべく休むようにして、出来れば毎日ウォーキングなどの適度な運動をする。

・体が温まるように38度〜41度ぐらいのぬるめのお湯に浸かり、血行を促進する。

・お風呂上がりの保湿を十分に行う。

 

健やかな肌を育むためにはスキンケアだけでなく、栄養バランスのとれた食事も大切です。肌が荒れると気持ちも落ち込みがちになりますが、できるだけ早く治るように生活習慣を見直したり、肌に良いとされる食べ物を摂ったり、少しでも意識してみましょう。

食欲がない時は、無理に食べる必要はありませんが、水分補給をしっかりとしてくださいね。

ぜひ、健やかなお肌でお正月を迎えている自分をイメージしながら、忙しい年末を乗り切っていただければと思います。