季節の変わり目には要注意!なぜ肌荒れするの?その原因とは…
季節の変わり目はお肌の変わり目?
夏の暑さも落ち着き、どんどん気温も下がり涼しく過ごしやすくなってきましたね。
でもこの時期お肌のかさつき、肌荒れ、赤みなどお肌の調子が悪く悩まされていませんか?
季節の変わり目に肌の調子が悪くなることは、珍しいことではありません。
実は、多くの方が肌荒れに悩まされています。
そもそも季節の変わり目は、朝晩の急激な気温の変化に体がついていかず頭痛や倦怠感といった体調不良が起こりやすいものです。
春、夏は平気なのに秋、冬になると毎年肌が荒れるなど季節ごとのお悩みを抱える方もいるでしょう。
特に女性は生理周期やホルモンバランスの乱れなどもあるので、男性と比較して肌荒れを感じやすいといわれています。
今やお肌のコンディションを気にするのは女性だけではありません。
今の時代は男性もお肌のスキンケアやメイクをするのが当たり前になりつつあります。
日々のお肌のコンディションを整えハリ・ツヤがあり吹き出物などのない肌の日は、おしゃれをして出かけたくなりますし、自分に自信が持てるのではないでしょうか?
そのためにもこの時期特有の肌荒れ原因と対策をしっかり身につけましょう!
今回は季節の変わり目に肌荒れしやすい原因と対策をご紹介します。
肌荒れのしやすい時期を一緒にのりこえましょう。
季節の変わり目に肌が荒れる原因
・バリア機能の低下
季節の変わり目にみられる肌荒れの原因は、気温や湿度の変化による肌のバリア機能低下が主な原因とされています。
寒暖差は大きくなればなるほど直接的に肌に悪影響をもたらす要因となることも分かっており、寒暖差が激しい季節の変わり目はとくに注意が必要です。
また一年のなかでも、特に肌荒れが起こりやすいのは秋から冬です。
夏の強い紫外線によりダメージを受けた状態の肌に寒暖差や乾いた空気が肌をどんどん乾燥させ肌荒れを進行させます。夏のダメージを放置することは、秋から冬の肌の乾燥をさらに悪化させ肌にさらなる負担がかかってしまいます。
そのため、夏からの季節の変わり目は肌の乾燥やカサつき、それに伴うかゆみに悩まされる方が多くいるのです。
このことを回避するためにも夏のダメージを放置せずしっかり保湿を行い肌のバリア機能を守りましょう!
・生活習慣や自律神経の乱れ
寒暖差や乾燥以外にも肌のバリア機能が低下する原因に自律神経の乱れや不規則な生活習慣があげられます。
季節の変わり目の急激な気温の変化は自律神経のバランスが崩れやすくなるのがひとつの要因と考えられています。この時期の季節の変わり目は、日中は暑いものの朝晩は冷えることがよくあり、湿度の変化も激しくなっています。
このような変化で体温の維持・調節の役割を担う自律神経のバランスに影響し、皮膚のターンオーバーのリズムが乱れ肌荒れが起きやすくなるのです。
・間違ったスキンケア
肌の乾燥が気になり一生懸命に保湿することはとてもいいことです…
でもそのスキンケアは正しいでしょうか?
肌荒れを気にして洗顔をしすぎてしまったり、ゴシゴシとクレンジングしている方も多いように思います。
またスキンケアも同じです。乾燥しているから沢山保湿してあげよう!と何度も肌を擦ったり、過度なパッティングは肌の表面がこすれてしまい逆に肌のバリア機能を低下させる原因になってしまいます。
肌を綺麗に保ち乾燥から守ることは非常に大事なことです。
しかし間違ったスキンケアは肌に負担をかけ肌荒れを引き起こす原因になっているかもしれません。
自分のスキンケア方法を見直しましょう。
・季節性のアレルギー
前述したように季節の変わり目は、朝晩で寒暖差が大きいため体調を崩す人が多い時期。
季節の変わり目で肌が敏感になっているところに、季節性のアレルゲンが原因でアレルギー反応を起こし、肌荒れが起こる場合があります。
寒暖差によって心身の不調をきたすことを「寒暖差アレルギー」「寒暖差疲労」などと呼びます。
近年は「気象病」としても知られています。症状は鼻水やくしゃみ、だるさなど様々ですが実は肌も例外ではなく、寒暖差の影響を受けています。
また季節性アレルゲンは、花粉、PM2.5、カビ、ハウスダストなどがあります。
急激な気温・湿度の変化や季節ごと特有の肌荒れ原因と季節性のアレルギーが重なり、普段あまり肌荒れしない方も季節の変わり目は肌が荒れやすくなるのです。
正しいスキンケア方法と対策を
季節の変わり目は様々な要因が重なり肌のバリア機能が弱くなっています。
バリア機能が低下すると乾燥をおこし、外からの刺激も受けやすくなりさらに肌トラブルをおこし肌荒れの悪循環になってしまいます。
バリア機能を守るためにも正しい知識を身につけましょう。
・洗顔
洗顔時は、まず洗顔料をしっかりと泡立てます。しっかりと泡立てることで無駄に手が肌に当たり肌に刺激を与えることを防ぎます。
また泡立ちが不十分だと一度で汚れが落ちず何度も洗顔することになり肌には負担になります。
しっかり泡立て一度でしっかり汚れを落としましょう。
洗顔料を洗い流す際は特にフェイスラインや髪の生え際、小鼻の影などすすぎ残しが多い部分なので注意が必要です。
すすぎ残しは肌荒れの原因になります。
・保湿
洗顔後の皮脂も洗い流している状態なので肌は非常に乾燥しやすい状態になっています。
できるだけ早く保湿しましょう。
一説では10分以内に保湿をしなければ乾燥が進むとも言われています。
化粧水や美容液もゴシゴシこすらず優しく保湿をおこないましょう。
化粧水だけで終わらせず、必ず保湿クリームを塗って浸透した化粧水の蒸発を防ぐことが大切です。
保湿は化粧水だけだと水分が蒸発してしまいます。
乾燥を感じた時には、保湿力の高いクリームを取り入れてみるとよりバリア機能を守ることができるかもしれませんね。
季節の変わり目で敏感になっている肌には、低刺激で肌にやさしく、馴染みの良い商品を選ぶこともまた大切なことです。
・紫外線対策
冬場の紫外線量は夏場に比べて少ないですが全くないわけではありません。
冬場の紫外線対策を怠ると次の季節の変わり目にまた肌荒れで悩むことになりかねません。
なぜなら紫外線は日焼けやシミだけでなく、紫外線を浴びると皮脂が酸化しバリア機能の働きを弱め、お肌にとって大きなダメージを与えてしまうのです。
そのため、紫外線が弱い季節だからといって、安心せずに365日毎日紫外線対策が必要です。
・睡眠
肌細胞の代謝は睡眠中に活発になります。
質の良い睡眠は皮膚のターンオーバーを促進し自律神経を整える、美肌には欠かせないものです。
寝る前はスマホを見ない、不規則な生活リズムの改善を意識するだけでも美肌への一歩です。
寝不足は美肌の大敵!睡眠環境を整えてみましょう。
まとめ
今回は季節の変わり目に肌荒れしやすい原因と対処法についてご紹介しました。
バリア機能は、乾燥や摩擦、紫外線や雑菌などあらゆる外部刺激からお肌を守り、体内の水分が皮膚から失われるのを防いでくれる大事な機能です。
健康な肌は、バリア機能が十分に働いていないと、維持できません。
季節の変わり目はバリア機能が乾燥により十分に力を発揮できなくなってしまうため、しっかりした保湿で乾燥を防ぐことが重要になります。
季節の変わり目はお肌も敏感になっておりお肌のケアは思っている以上に優しく丁寧に、を心掛けましょう。
日々の生活の中で肌トラブルを予防し、お肌だけでなくメンタル面にも健やかな日々が送れることが一番ですね。
肌の荒れやすい季節の変わり目一緒にのりこえていきましょう!