ピーリングってなに??今更聞けないピーリングとその後のケア
ピーリングってなに??
今更聞けないピーリングとその後のケア
日々のスキンケアが中々できず肌荒れがひどくなりすぐに効果のある肌をきれいにする方法を調べた時に「ピーリング」という言葉を見かけることがあると思います。
この「ピーリング」とはどういった方法なのでしょうか?
またどのようなメリットやデメリット、注意すべき点があるのでしょうか。
今回は「ピーリング」について紹介していきます。
ピーリングとは
ピーリングとは薬剤や専用の機械を用いて肌表面の古い角質を落とし肌のターンオーバーを促進する施術です。
ピーリングには大きく分けて3つの種類があります。
①ケミカルピーリング
②浸透型ピーリング
③マシンピーリング
上記の3つの種類がありそれぞれ違った効果があり、以下で詳細について記載していきます。
①ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは薬剤を肌に塗布し肌の表面の古い角質を剥離させる治療法です。使用している薬剤はグリゴール酸やサリチル酸等の比較的刺激も少ないため肌の弱い方でも受けやすい治療法ではありますが、人によっては塗布時にピリリとチクチク肌を刺すような痛みを感じることもあります。また他の施術に比べて比較的低い金額で受けれるのが多いです。
肌の表面の古い角質を剥離させるため、特に肌の表面にできる「ニキビ」や「吹き出物」に加え「ニキビ跡」や「しみ」にも効果的です。ほとんどのケミカルピーリングではダウンタイムもなく施術後も普段と変わらず化粧などをすることができます。
しかしピーリング剤が肌に合わないこともあり、塗布して洗い流しても赤く腫れてしまうことがあります。そうなってしまった場合はしっかりと洗い流し、できる限り冷やして肌を鎮静させましょう。また腫れてしまったときは刺激を与えないように化粧などはなるべく控えましょう。
②浸透型ピーリング
ケミカルピーリングと同じように薬剤を塗布しますが肌表面の古い角質を剥離させるケミカルピーリングと違い、薬剤を肌の奥の「真皮」に浸透させることで様々な効果に期待ができる施術です。ケミカルピーリングと同様に肌表皮のニキビ等にも効果があるのに加えコラーゲンを生成を促す薬剤もあり肌のハリや弾力、小ジワの改善など肌の若返りを目指したい方にも効果の高い施術です。
ケミカルピーリングと同じで施術後のダウンタイムはほとんどなく普段と同じ化粧等が可能です。
③マシンピーリング
専用のマシンを使いレーザーやジェット水流などで古い角質を落とすのに加え毛穴の汚れを取り除く施術です。
マシンピーリングは特に毛穴の詰まりや汚れに対して効果があり、毛穴の引き締めや毛穴の黒ずみの改善に効果が期待できます。
他のピーリング同様にダウンタイムはほとんどないもののレーザー治療ではパチパチと音がなり若干の痛みを感じる方も出てくるかと思います。
ピーリングの効果まとめ
それぞれのピーリングの特徴について記載しましたが、効果をまとめると以下のようになります。
・肌のターンオーバーをの促進
・ニキビなどの肌トラブルの改善
・肌のハリや弾力アップ(特に浸透型ピーリング)
・毛穴の汚れや黒ずみ改善(特にマシンピーリング)
それぞれの詳細について以下に記載していきます。
・肌のターンオーバーの促進
人の肌は約28日で入れ替わっているといわれていて肌の表皮から古い角質はどんどん剥がれ落ちていき内から新しい皮膚ができるようになっていますがこの周期はストレスや紫外線などで乱れてしまいます。
その乱れによって古い角質が残ってしまうと様々な肌トラブルを引き起こす原因となりますのでターンオーバーの促進はあらゆる問題への改善ともいえます。
・ニキビなどの肌トラブルの改善
毛穴の汚れを落とせるため新たなニキビができるのを防げるのに加えて炎症を抑える効果によってニキビの改善につながります。
また効果は薄いものの肌のターンオーバーの促進によりニキビ跡の改善にもつながります。
・肌のハリや弾力アップ(特に浸透型ピーリング)
ターンオーバーの促進によりコラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌の弾力やハリをアップさせる効果があります。
また塗布する薬剤によってさらにコラーゲン生成を促すものもあります。
・毛穴の汚れや黒ずみ改善(特にマシンピーリング)
ピーリングではターンオーバーの促進により毛穴の汚れを排出することができ様々な肌トラブルを防ぐことができます。
また毛穴の汚れを排出することにより毛穴が閉まるようになります。
☆ピーリング時の注意点とピーリング後の注意点
・ピーリング時に注意すべき点
ピーリングをする際はほとんどの場合が美容医療にて医者の判断のもとすることがほとんどだと思いますがエステサロン等でも取り扱っていることもあり今では気軽に受けることが可能です。
しかし自身の肌に合わない薬剤の可能性もあるためできるだけ受ける前にカウンセリングをしっかりとしましょう。またカウンセリング時に自身の肌が強いのか弱いのかをしっかりと伝えましょう(アルコールパッチですぐ赤くなる、過去にこの化粧品を使ったときにかゆくなった等)。
また人によっては効果が薄く感じる場合もあるのでカウンセリング時に不安な点はしっかりと相談しましょう。
☆ピーリング後の注意点
ピーリング後数日間は古い角質を剥離させているためすごく肌が乾燥しやすくなっています。また刺激にも弱い状態であるためなるべく高保湿で低刺激のスキンケアを心掛けましょう。
刺激に弱いということは紫外線にも弱いということで、ピーリング後は紫外線を受けてしまうと肌にとてもダメージを受けてしまいますので病院やサロンからの帰り道は日焼け止めを使いなるべく紫外線を受けないようにしましょう。
上記と同様の理由で肌を擦るような洗顔やスクラブ、市販のピーリング剤(レチノール等の美容化粧品等)、毛穴パックなどは控えましょう。
顔のほてりや赤みがでて長く続くようであれば冷やしたタオルなどを患部において冷やしましょう。
・その他
今では市販でもピーリーング剤や機器が販売されており個人でも入手することは可能ですが使用する際は自身の肌と相談する必要があります。
ニキビや毛穴について悩んでいる場合は、元々肌が乾燥している可能性が高いためピーリング剤などに反応して赤く少し腫れる可能性もあります。
そのため市販のものを使用する場合は慎重に選択しましょう。
まとめ
最近では美容クリニック以外でもエステサロンでもピーリングを受けることができ市販でも気軽に手に入れることができます。
しかし上記注意点にて記載しているようにピーリングで様々な肌への効果を得ることができますがそれ以上に注意すべき点があります。
また一度だけだと中々効果を感じられず何度か使用する必要もあります。
そのためピーリング期間中は常に気を使う必要があります。
ピーリングは肌のターンオーバーを促進してくれますが、ピーリング後のスキンケアを怠ってしまうとまた元に戻ってしまうことも可能性としてあります。
また費用の面においてもある程度の金額もかかるため日々のスキンケアが重要であると言えます。
日々のスキンケアで保湿をしっかり保つことにより肌のターンオーバーを整えることも可能ですし肌の強度も上がるためピーリング等を考えている方は保湿もしっかりとしていくよう心掛けましょう。
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